導入事例
Infortrendのストレージはソウル市冠岳区の2,500台を超えるCCTVカメラの24時間/365日の無停止運用をサポート
顧客
ソウル市で2番目に人口が多い冠岳区役所
課題
- ラックスペースの制限
- ストレージベイ接続ケーブルの複雑さ
- 仮想環境でのデータ保存の信頼性
- 24時間/365日の無停止監視業務のサポート
ソリューション
Infortrend監視ストレージソリューション:
- コンパクトな筐体による4U/60-bay高密度、大容量ストレージ
- 高可用性を実現する冗長なコントローラと部材による無停止運用と簡単な保守
- VMwareのサポート
Infortrendのストレージはソウル市冠岳区の2,500台を超えるCCTVカメラの24時間/365日の無停止運用をサポート
冠岳区はソウル市で2番目に人口の多い区域で、区役所には、区域の監視作業のためCCTV監視センターがあります。2010年に設立されてから、最初400台だったSDカメラは現在2,250台のFHDカメラと300台のSDカメラまで拡大してきました。急速な拡大によって、センターでは次のような問題が発生しました。
1. 限られたラックスペース
2010年当初、システムは14本のラック中、7本のラックのみを使っていたが、現在は16本分に増え、既に14本という限界を超えている
2. IT管理の複雑さの増加
監視VMSサーバーの仮想化という課題を克服するために、IT管理は非常に複雑になり、時としてシステムの問題を解決するために多数の人手が必要となった
3. 24時間365日の無停止監視作業
市内監視は、1日中中断無しで行わねばならず、そのため、ストレージソリューションには高い信頼性と可用性が求められる
コンパクトで高性能のInfortrendストレージはその課題を完璧に解決
冠岳区役所は、ラックスペースを使い果たしたので、IT管理者は、高スループットを備えた高密度のストレージソリューションを探さなければならなりませんでした。Infortrendは、冠岳区役所の選定プロセスで他の競合相手から抜きん出ていたので選ばれました。コンパクトな筐体、驚異的な容量の拡張性、高性能といった点が冠岳区の要求にまさにピッタリだったためです。
Infortrendのストレージに大いに満足していたため、冠岳区役所は監視システムの拡張にInfortrendのソリューションを4回採用しました。現在はInfortrendのストレージシステムによって、冠岳区の2500台以上のカメラを含む24時間365日の無停止運用が支えられています。さらに2017年後半に実施予定の5回目の拡張においては、7PB以上の物理容量を用いることが計画されています。
高い信頼性と可用性を持つInfortrendのストレージで無停止運用を可能に
システムの規模が拡大することによってIT管理の複雑さが増加したので、冠岳区役所は、システムの問題が発生した際、素早く応答性の高い技術サポートが必要でした。Infortrendの積極的で便利なサポートサービスは、冠岳区のIT管理者が素早く問題を解決し、効率的に運用を強化することを助けました。Infortrendストレージのモジュラー設計と簡単な管理は、冠岳区のIT管理者がInfortrendストレージを設置し、構成し、制御することを容易にしました。

冠岳区について
冠岳地区(冠岳区)は、ソウル市の南西に位置し、ソウル市で2番目に多い52万人の人口をかかえています。冠岳区は、韓国でトップランクの大学、ソウル国立大学やソウル市民に人気のハイキングコースのある冠岳などの名所のある最も人気のある地域です。毎年春に行われる「Gang Gam-chan将軍(高麗将軍)祭り」が特に有名です。詳細については、同区のwebsite www.gwanak.go.krでご確認ください。